--Vallauris-- 25.3cm

SOLD OUT

通常ドイツ陶器だけを扱っていますが、、今夏の旅の特別品として扱うのがこちらVallauris陶器。

詳細は以下の----Vallauris陶器について----をご覧ください。
見ためではFat Lava？と思うところもありますが、人によってFat Lavaの定義が異なるため、弊社では断定していません(弊社はドイツ陶器だけを定義づけています)
ドイツ製よりもエッジが利いているフォルムなのが、一つの特徴な気がします。

サイズ： H;25.3cm,Top;W7.8cm×D3.2cm,Body;φ7.1cm,Bottom;φ6.2cm

-----------------------------Vallauris陶器について-------------------------------
こちらはフランスはVallauris地方で作られた陶器の総称です。
悲しいかな、当時多くの作家や工房が匿名でこの「Vallauris」という署名のみをマーキングして発表していたそうです。
以下、興味深い背景を少しだけ掘り下げてみましたのでご参照下さい。

16世紀、ペストで荒廃した村VallaurisにGenovaから陶工を含む７０家族が再移住してきてからのストーリーで、それ以前に陶器が名産であった今のところの形跡は見受けられないそう。
以降、特に19世紀末以降産業を含めた歴史のうねりがあり、それが堆積しこの地が陶器の街として有名になっていきました。
その背景には鉄道の登場により流通が滞りなく行えるようになったり、その後再度危うくなるのは1930年の経済危機や、それからの陶器＜金属製品(アルミニウム、鋳鉄、ステンレス鋼)の流行により一旦は衰退していくものの再生していくことになりました。
1947年にPicassoがVallaurisの中にある Madouraに通い彼が陶器作品を発表したことにより、伝統的な陶器の街として世界に知れ渡ることになり、1950年代初頭には建築家や芸術家(Suzanne Ramié、 Roger Capron,、Alice Colonieu,、Jean Derval)がこぞってこの地方に集まることになります。1946年に企画されたこの地での最初の陶芸家の展覧会は、スタイルの多様性を特徴とする新時代の出発点でした。
それらに刺激を受け、陶芸に挑戦するためにやってきた他の芸術家たち(Eugène Fidler、Alexandre Kostanda、Gilbert Portanier、 Gabriel-Sébastien Simonet ditなど )の活動も相まって、Vallaurisには革新的な精神が吹き込まれていきます。
その時に同じように学んでいたうちの一人が、のちにドイツに戻りスターデザイナーとなるBodo Mansです(参考画像2枚目)。
その後、自らの名前を名乗らずに共同で【Vallauris】と署名した無数の工房が出てきます。
それらは世界的に【Vallauris】陶器という名称で一般的に用いられています。

～～～～～購入の前に以下お読みください～～～～～
※Bodyの寸法はハンドル部を含めない最大径で採寸しています。

※ヴィンテージ品のための、汚れや小さな擦り傷などがある場合があります。鑑賞用としてのご利用をおすすめしております。

※ご覧になられているメディア(スマートフォン・パソコン・タブレットなど)の環境や設定により、色調が実際とは多少異なる可能性がございます。

※システム上【再入荷についてお問合せをする】というボタンが存在してしまいますが、基本的にお受けしておりません。ヴィンテージ品ということと、型違い・色違いなど相当数のバリエーションがあるので、全く同じものに出会う可能性が高くないことが理由です(もちろん、メーカーによって生産数が多いものについては、ほぼ同じ、というものが存在することもありますが、それも一つ一つで異なるため皆様に平等な対応ができないのです。。。。ごめんなさい。)
その分、また新たに「これだ！」と思えるものをたくさん探していきますので、一期一会の出会いをお楽しみいただけたら幸いです。

※資源の無駄を省くため梱包材の再利用にご協力ください。(ギフトなどの場合は仰せ下さい。)

※商業用でのテキストの無断転載・商品の無断転売はお控え下さい。

※お客様都合での返品はお受けしておりません。

※出荷まで約1週間頂戴しています。規定外出荷日のご希望やご相談はご購入の前に仰せ下さい。

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