--Paul Dressler-- 35.5cm
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Paul Dresslerは、1940〜50年代に活躍した著名な陶芸家で、彼の作品はGrotenburgというメーカーのもとで制作されました。この作品に見られる貫入のようなひび割れと、金属色が浮き出る独特のカラーリングは、還元焼成という高度な技法によるものです。
その後、再度酸素を結合させるという高度な冷却技術を駆使して初めて、この美しいラインが生まれます。
この技法は非常に難しく、Otto Keramikなどでも見受けられますが、実行できるメーカーはごくわずか。
日本ではPaul Dresslerの作品はほとんど流通しておらず、触れる機会は非常に限られています。しかし、あるコレクターの方から「えっ、Paul Dresslerを知らないの?彼はとても偉大な陶芸家だよ」と言われ、関連する書物を見せられたことがありました。
このような背景知識を抜きにしても、見た目の佇まいだけで、人々を魅了する美しさを持つ花器であることは間違いありません。
サイズ:H;35.5cm,Top;φ5.8cm,Body;W16.0cm×D13.6cm,Bottom;W12.8cm×D9.5cm
---------------------Pau Dresslerについて-------------------------
1879年~1950年。
彼の陶器は、手がやさしく滑るように、目を楽しませてくれる非凡なものです。
シーゲンに生まれ、戦間期の最も重要な実験的な陶芸家の一人であり、常に愛好家やコレクターの間で高く評価されています。
Jakob Julius Scharvogelの学生としてLandshutのセラミック大学で学び、1913年Paul DreslerGmbHを設立。ペルシャや後の日本のモデルをベースに、主にボウル、花瓶、プレート、燭台、フィギュアなどの装飾品が作られた。
彼の多様な釉薬と形で、1920年代から色の濃い還元釉薬を開発。細かいひび割れは、一枚一枚を個性的にする特殊な冷却技術によって作られていた。
1937年パリ世界展で金メダルを獲得。
死後も、 Töpferei Grootenburgで典型的な還元釉薬を使った作品が数多く作られました。
~~~~~購入の前に以下お読みください~~~~~
※Bodyの寸法はハンドル部を含めない最大径で採寸しています。
※ヴィンテージ品のため汚れや小さな擦り傷などがある場合があります。
※弊社では総じて鑑賞用としてのご利用をオススメしています。取扱詳細は以下のURLをご参照下さい。
https://www.fatlava.net/p/00001
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※システム上【再入荷についてお問合せをする】というボタンが存在してしまいますが、基本的にお受けしておりません。ヴィンテージ品ということと、型違い・色違いなど相当数のバリエーションがあるので、全く同じものに出会う可能性が高くないことが理由です(もちろん、メーカーによって生産数が多いものについては、ほぼ同じ、というものが存在することもありますが、それも一つ一つで異なるため皆様に平等な対応ができないのです。。。。ごめんなさい。)
その分、また新たに「これだ!」と思えるものをたくさん探していきますので、一期一会の出会いをお楽しみいただけたら幸いです。
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