このStein Keramikはなかなか面白いもので、メーカーの花器が世の中に認知されるまで随分と時間がかかりました。

小さな製造元を経て、現在は貿易会社として営んでいるようですがそれも起因しているせいか、実は異なるメーカーだと思われていました。

私も古いコレクターからは同じタイプをJopekoだと教えてもらっていたのでその一人です。

底には数字と【W.germany】としか書いていないので、よくあることだとは思いますが、このメーカーとJopekoの間では特にその間違いが多かったようです。

特定のフォームについて、ゴソッと間違われて長い時が経っていました。

それが2016年あたりに、一部の人たちがSNSを通してお互いが画像を送りあったりして確認作業が進み、JopekoのマークはないけれどSteinのマークがある！ということでStein社製のものだと判明しました。

数シリーズあってわりと多いです。

こちらはその一例。

とても美しいラインです。

(逆になぜ間違われていたのが調べています。)

まだまだ、事実が解明されていないことも多いし、その経緯も含めてリアルタイムにそのストーリーの渦中にあるところが面白いです。

まるで、歴史書を読みながら正解を探している感じというか。

また面白いストーリーがあればご紹介させて頂きますね。